パソコンの時代 2018 3 18

2018年3月3日の日経BizGateには、このような記事がありました。

「半導体業界における次の時代のメインプレーヤーはどこだろう」
 パソコンの時代、
「CPU」の市場を握ったインテルは、間違いなく覇者であった。
 ただし、スマートフォンの時代になると、
アップルやクアルコム、サムスン電子の、
SoC(CPUや関連半導体をまとめた統合型チップ)が大きく成長し、
インテルは、スマホ向けの市場で存在感を見せつけることはできなかった。
(引用、以上)
 結局、またパソコンの時代が来ると思います。
ハイテク商品が好きな私は、
いち早くスマートフォンを使い始めましたが、
結局、パソコンに回帰しつつあります。
 なぜかというと、スマートフォンでは、
クリエイティブな作業ができなかったからです。
 さらに問題なのは、スマートフォンで時間つぶしをしてしまったのです。
つい、面白そうなコンテンツがあると見てしまいますが、
これは、時間の浪費であり、コンテンツを見ている時間は、
心理学的に言えば、受け身のような状態です。
 これからは、AI(人工知能)の時代です。
このような時代に、人間に求められるものは、
クリエイティブな作業です。
 スマートフォンしかできない人は、
結局、AIコンピューターに支配され、管理されるようになるでしょう。
 インターネット空間に構築されるAIコンピューターは、
スマートフォンを「支配の道具」として使うでしょう。
 やはり、ビジネスで成功するには、
パソコンを使いこなさなければならないと再認識されるでしょう。
スマートフォンは、パソコンの補助となっていくでしょう。

人工知能(AI) 2018 2 4

 最近は、ニュースや本で、
よく話題になっている人工知能(AI)があります。
 「今、話題の人工知能を自宅のパソコンで試してみたい」
そう考える人も多いでしょう。
 あるいは、そういうことは、スーパーコンピューターや、
大型コンピューターでないと不可能だと考える人が多いかもしれません。
 実は、「試してみたい」というレベルならば、
自宅のパソコンで人工知能(AI)を体験できます。
「必要なもの」
パソコン
(できれば、デスクトップパソコンか、高性能なノートパソコン)
(欲を言えば、グラフィックボード(GPU)が搭載されたパソコン)
UNIX系のOS
(具体的に言うと、Linuxのディストリビューション(道具一式))
(Windowsパソコンでも問題ありません。
Windowsに「Ubuntu」というディストリビューションを搭載するからです)
プログラミング言語の「Python」
(これは、気にしなくてもよいでしょう)
(「お試し」ならば、Pythonを知らなくてもよいでしょう)
(本格的に人工知能に取り組むならば、Pythonが必要ですが、
いずれにせよ、Pythonの道具一式は、無料で取得できます)

書名 パソコンで楽しむ 自分で動かす人工知能
著者 中島 能知  インプレス

 最近は、グラフィックボード(GPU)が、
「品薄だ」という噂を聞いたことがあります。
特に、「NVIDIA」のGPUが一時的に「品薄だった」という。
 GPUの本来の用途は、パソコンのゲームです。
とりわけ3Dのゲームには、GPUが必要になります。
 そんなにゲーマーが増えたのか。
ゲーム人口は、それほど増えていません。
 実は、人工知能の演算には、GPUが有効だとわかったからです。
CPUよりもGPUを使った方が、人工知能の演算には適しています。
 さらに、今、話題の暗号通貨(仮想通貨)の「採掘」には、
やはり、GPUが必要だということになり、
最近の採掘者は、スコップやツルハシではなく、
電子的に採掘をするので、大量のGPUが必要になりました。
 昔は、NVIDIA社といえば、ゲーム関連企業だったのですが、
最近は、人工知能や「鉱山関係」の会社になってしまったのです。
 さて、前置きが長くなりました。
この本は、自宅で気軽に人工知能を楽しむためのマニュアルです。
「GPUを活用することで、高性能なコンピューターを導入するよりも、
高いコストパフォーマンスで、AIソフトウェア実行環境を用意できます」とあります。
 要するに、AIソフトウェアを実行するには、
CPUの性能ではなく、GPUの性能が重要です。
 そういえば、インターネットには、
暗号通貨の採掘には、
やはり、CPUの性能ではなく、GPUの性能が重要であり、
CPUの性能は、最低レベルでよいと書いてあったと思います。
 もうひとつ引用しましょう。
「人工知能の囲碁であるAlphaGoを構成する計算資源は、
CPU1202個、GPU176基とされている」とあります。




























































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